カヴァン神話『橋づくり』
ジャガー神はこの壁画発見当初、下半身を埋められている姿で描かれていたため、罪を犯した者ではないかと言われていた。
しかし後の研究(ワイト・ココスキー教授)によりジャガー神は『アン・イン』という名の橋の建設に携わったという記述が見つかり、ここが川だということがわかった。その太い腕と脚で川を渡り、泳げない者たちの為に渡しをしていたという。見た目とは裏腹に慈愛に満ちた行動により、ジャガー神を崇める者はかなりいたらしく、我はここが好き也と神の絵を描き、皆で披露しあったという。
続いてコツメカワウソ神であるが、この神は遊ぶことにより気分を高め生きれば良いと説いた。笑うことにより体が健康になるという。これは現代の医療でも証明されている。
「楽しい時にはワイタ・ノッシと唱え心と体を解放せよ」
この教えもかなり広まったが、脳が溶けると言い危惧する者もいたと言う。
ここではカヴァンの叡智により橋の建設をしている様子が描かれている。ここで見てもらいたいのは皆が協力しているところだ。 協力すれば大変な壁も乗り越えられるという教えである。
このあたりから賢者たる片鱗が垣間見える場面が多々ある。
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